STEP2 固定費の削減
- 固定費の削減効果は大きい。
- 主な固定費は、家賃、車の維持費、通信費(携帯電話代、インターネット代)、水道光熱費(電気代、ガス代、水道代)、保険料、サブスク
「旅の始まり」でも少し書きましたが、収支を改善するために、固定費の削減について検討します。
固定費の削減を検討する前に「収支の見える化」を行っておくと効果的な検討ができるのでおすすめです。
それでは、早速、固定費の削減について検討を始めます。
固定費の削減はいわゆる節約の1つです。
食費や日用品代の節約はよく聞くと思いますが、それは普段から目に入ることが多く、意識しやすいからだと思います。
意識しにくい固定費を削減することで、無意識に収支を改善していきます。
固定費の削減はたとえ小さな金額でもとても効果があります。
例えば、固定費を月1,000円削減すると年間1万2,000円の削減効果があります。
でも少ないって?
そんなことはありませんよ。
無意識に過ごしているのに、10年で12万円も貯蓄が増えます。
精神的に日々追い詰められながら節約するのと比べてみてください。
ね、簡単でしょう?
特に削減できそうな固定費は大きく分けて6つぐらいあります。
- 家賃
- 車の維持費
- 通信費(携帯電話代、インターネット代)
- 水道光熱費(電気代、ガス代、水道代)
- 保険料
- サブスク
せっかくなので1つずつ見ていきましょう。
家賃は固定費の中でも金額が大きいので削減効果がわかりやすいと思います。
もしテレワーク可能であればできるだけ家賃の安いところでの引越しを検討しましょう。
引越しをすると家賃が安くなるけれど、現状維持したい、今住んでいる家から転居したくないと迷った時も、住めば都です。
人間には環境に適用する力があるので大丈夫です。
引越しをする際には引越し業者に支払う引越し費用の他に、粗大ゴミの処分費用、敷金や礼金も発生するため、一時的な支出が発生するので貯蓄の減り方に注意が必要です。
引越しをする時期については、月によって引越し費用の相場価格が変動するため、できるだけ安い月に引越しをしたいものですが、その間も家賃は発生し続けているため、固定費の削減という意味ではできるだけ早く引越しをする方がいいとなります。
そこで、引越しにかかる支出の総額(引越し費用+粗大ゴミの処分費用+敷金+礼金)と家賃の毎月の削減額(今の家賃ー引越し先の家賃)を比べて費用対効果を確認しましょう。
「引越しにかかる支出の総額」÷「家賃の毎月の削減額」=何ヶ月
これで、家賃の削減効果が何ヶ月後から現れてくるのかがわかります。
また、車が必要になるところに引越しをすると車の維持費が発生するため、引越しをした結果、固定費が増えているという状態にならないように注意が必要です。
家賃と同じく、車の維持費も存在感がある固定費です。
駐車場代を筆頭に、日々のガソリン代が存在感を発揮していますが、それに加えて、車検代、自動車税、自賠責保険料、その他諸々がセットでついてきます。
車を持たないという選択肢として、カーシェアを使うか、車の必要ないところに住むか、が考えられますが、住むところを都心部に近づける必要があるため、家賃とのバランスを考えましょう。
ここからは家賃や車の維持費と比べると削減が簡単な部類の固定費となります。
通信費には、携帯電話代、インターネット代、などがあります。
携帯電話代は格安スマホを使うことにすると簡単に削減できます。
携帯電話はiPhoneを使わなくても格安スマホで十分です。
携帯電話さえあれば、Wi-Fiは必要ないという方はインターネット代を削減できます。
インターネット環境については会社によって細かい違いはありますが、安いところを探して切り替えましょう。
水道光熱費はその名のとおり、電気代、ガス代、水道代です。
提供されるサービスの内容に特に違いはないため、単純に安い料金を提示してくる会社に切り替えるのがおすすめです。
保険料については別のところでお話しておりますので、ぜひご覧ください。
サブスクについてはまた別にお話しようと思います。
固定費を削減することで、貯蓄が増えていく状態に近づいていくことができますので、皆さんもぜひ検討してみてください。
貯蓄の目標としては、まず生活防衛資金の確保を目指します。
- 固定費の削減効果は大きい。
- 主な固定費は、家賃、車の維持費、通信費(携帯電話代、インターネット代)、水道光熱費(電気代、ガス代、水道代)、保険料、サブスク