お金と価値について
てと
Teto Money
複利のおかげで、投資において時間は味方となります。
できるだけ早く投資を始めた方がいいというのはセールスされている気分になりますが、本当のことです。
投資するということはリスクをとることですから、それなりのリターンが欲しいのは当然のことです。
リターンの大きさは投資した金額に対する利回りで決まります。
利回りが同じでも単利と複利で投資結果が変わってきます。
1年目は単利も複利も差がありませんが、2年目以降は得たリターンを再投資するかどうかに違いがあります。
得たリターンを再投資しない場合は単利、得たリターンを再投資する場合は複利になります。
例えば、実際に計算してみるとこんな感じです。
利回り5%とすると、
リターンを再投資しない場合、
単利5%で、
10年後の資産は1.5倍、
20年後の資産は2.0倍、
30年後の資産は2.5倍となり、
リターンを再投資する場合、
複利5%で、
10年後の資産は1.6倍、
20年後の資産は2.6倍、
30年後の資産は4.3倍となります。
複利の良いところは、最初はあまり差がないのに、時間が経つと大きな差になるところです。
無意識に増えていくのも良いところですね。
投資で得たリターンを再投資して複利で雪だるま式に資産が大きくなると言った方がわかりやすいでしょうか。
だんだんと大きくなるのは楽しいですよね。
複利の効果を使う長期投資の方法はこちらをご覧ください。
長期投資において、複利は基本となりますので、皆さんもぜひ覚えておいてください。
また、投資金額が大きいほど複利の効果が実感できますが、資金が長期間で拘束されるため、生活防衛資金まで投資しないようにしましょう。