投資のコツ

- 投資のコツその1「投資家の感情を考える」
- 投資のコツその2「本質的価値を考える」
- 投資のコツその3「将来の需要を考える」
- 投資のコツその4「最後まで持つことができるかを考える」
投資ではリスクに応じたリターンを求めますが、実際にリターンがあるかどうかは結果が出るまでわかりません。
しかし、せっかくリスクテイクするのですから、リターンがあるかを見誤ることはできるだけ避けたいものです。
そこで、今回はリターンを得る確率を上げるために、投資のコツについてお話しします。
投資のコツその1は「投資家の感情を考える」です。
投資には投資家の感情が入ります。
投資家は投資判断のために様々な材料を集めますが、投資判断の最終的な意思決定には感情が入ります。
歴史は繰り返すように、投資家の感情の波はよせては返し続けます。
他の投資家の感情の波に流されないように気持ちを保つのは難しいものです。
不安は伝染しますからね。
簡単ではないですが、最後まで冷静な投資家だけが生き残ることができます。
投資のコツその2は「本質的価値」です。
今日もマーケットでは投資家たちが熾烈な戦いを繰り広げています。
そんな投資家たちの思惑が入り混じり、感情が交差しているマーケットの気分に振り回されるのはいかがなものでしょうか。
マーケットの気分に流されないためには、本質的価値を重視する必要があります。
売り買いのタイミングを考えるよりも、本質的価値を考える方が重要なのです。
投資家はどうしてもその時々の感情に流されて売買しがちですが、良い銘柄を持ち続ける握力の方が大切です。
投資のコツその3は「将来の需要を考える」です。
投資における本質的価値は将来の実需から生み出されます。
もし将来の実需が減っていくようであれば、価値はなくなっていきます。
投資は将来の実需を予測して行うものであり、投資リターンは実需以上にはなりません。
実需を発生させる源泉は人口であり、人口動態が重要となります。
人口増加が見込まれる国には、たくさんのニーズが生まれ、実需が創出されます。
例えば、不動産投資の場合、投資リターンの源泉は投資物件の賃料であり、賃料はその投資物件に住みたい人のニーズに左右されます。
投資物件に住みたい人が多いほど、高い賃料が許容され、投資リターンを得ることができます。
ここで注意すべきポイントですが、物件に投資したい投資家のニーズと物件に住みたい入居者のニーズは異なります。
不動産投資は投資家が物件をいくら買っても、住みたい人がいない限り、リターンはありません。
投資家のニーズが高まることにより、物件価格が上昇しても、入居者のニーズが高まらない限り、賃料は上昇しないのです。
実需が伴っていない物件価格の上昇は、本質的価値の上昇ではなく、投資家同士の売買ゲームによるものであり、いずれマーケットが崩壊します。
株式投資の場合でも、企業が生み出す将来価値は将来の実需以上にはなりません。
企業の株価は投資家の様々な思惑により無作為に動きますが、最終的に株価は企業の本質的価値に収束します。
ただ、企業の本質的価値を見極めるのは難しいということもあり、感覚で投資している投資家が存在することから、投資家の感情でマーケットが荒れやすくなっています。
企業の本質的価値を考える材料として、財務諸表の読み方はまた別のところでお話しします。
投資のコツその4は「最後まで持つことができるかを考える」です。
株式や不動産へ投資した場合、債券投資のように償還(定期預金で言うと満期)がないので、いずれかのタイミングで売却することとなります。
なので、出口戦略を考える必要があります。
しかし、短期売買のゼロサムゲームに参加してはいけません。
長期保有できるものに投資しましょう。
企業や物件が解体されるまで保有はしないと思いますが、株式や不動産を最後まで持つと考えると投資判断がシンプルになります。
最後まで持つことができないような株式や不動産は買うべきではありません。
今回は、株式投資における個別銘柄の選別や、不動産投資における基本となる考え方をベースにお話ししました。
4つの投資のコツにより、投資の成功確率が上がると思いますが、失敗する確率をゼロにすることはできませんので、リスクテイクのやり方も考える必要があります。
リスクテイクの考え方については別のところでお話しておりますので、ぜひご覧ください。

- 投資のコツその1「投資家の感情を考える」
- 投資のコツその2「本質的価値を考える」
- 投資のコツその3「将来の需要を考える」
- 投資のコツその4「最後まで持つことができるかを考える」